海賊の舞台

時代的には現実の世界での16 - 18世紀頃(大航海時代)をモデルにしている。海賊たちの船や海軍の軍艦の性能からみて、科学技術などもほぼ同水準のレベルと思われる。しかし、この世界固有の設定(「赤い土の大陸」や悪魔の実、電伝虫など)により、一部異なる部分がある。

世界の海

グランドラインの入り口はリヴァース・マウンテンという山になっており、リヴァース・マウンテンの運河を経由しなければ入ることはできない。地理上ではグランドラインは凪の帯(カームベルト)に挟まれる形で存在している為、凪の帯を超えれば理論上はグランドラインのどこへでも進入可能であるが、並の船ではそこに群生する海王類の襲撃に耐えられないため、リヴァース・マウンテンからの進入を余儀なくされている。リヴァース・マウンテンからは航路が7つに分かれているが、どこを選んでも最終到達地点はいずれも最果ての地ラフテルである(途中、シャボンディ諸島にて一旦は集結することになる)。グランドラインでは島々によって季節が異なっており、グランドラインを生き残るには16段階の季節を乗り越えることを最低限必要とする。

グランドラインでは普通の航海術が一切通用せず、記録指針(ログポース)という特殊なコンパスを用いた航海を行う。グランドラインでは島と島が互いに引き合っており、それぞれの島の記録(ログ)を貯めなければ、次の島に進む事は出来ない。記録が貯まる時間は島によって異なる。永久的にその島の磁気を記録し、その島を指し示す永久指針(エターナルポース)もある。